貢進
こうしん
名詞
標準
paying a tribute
文例 · 用例
「もし今後年|毎に貢進するに於ては、出征を見合わすも可なり」という意味の文書であった。
— 国枝史郎 『秀吉・家康二英雄の対南洋外交』 青空文庫
此等の宦官は何れもその本國から、支那の宮廷へ貢進したものと想はれる。
— 桑原隲藏 『支那の宦官』 青空文庫
現に朝鮮の記録を見ると、明の永樂元年(西暦一四〇三)に、朝鮮では明の皇帝の聖旨を奉じ、容姿閑雅、性質悧發な火者三十五名を選拔して、支那へ貢進し、その後も再三同樣の貢進をして居る。
— 桑原隲藏 『支那の宦官』 青空文庫
元時代には蒙古の政府は高壓的に、高麗(朝鮮)から宮婢や宦官を貢進させて居る。
— 桑原隲藏 『支那の宦官』 青空文庫
故に隋・唐以後に於ける宦官の出身を檢すると、(一)志願者、(二)死罪輕減者、(三)蠻人の捕虜(外國産の奴隷)、(四)外國人の貢進と、大體四種に區別することが出來る。
— 桑原隲藏 『支那の宦官』 青空文庫
それからこの頃弟の薬丸へ養子へ行っている大之丞が、大学南校の貢進生として藩地より出て来たので、時々昌平寮へも来て面会した。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
一事言い落したが、私の上京した際、かつてもいった弟の薬丸大之丞は大学南校の貢進生で居たのがこの頃はかような生徒の廃止せられたので、従って藩費も貰えぬ事になっていた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
兄の在学中には、まだ地方から出て来た貢進生などのいる頃だったので、今の青年には想像のできないような気風が校内のそこここに残っていたらしい。
— 夏目漱石 『硝子戸の中』 青空文庫
作例 · 標準
隣国へ毎年、多額の貢進を行う義務があった。
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