幻辞.com

辛み

つらみ
名詞
1
標準
pent-up resentment
文例 · 用例
持って居て一生恨み辛みを云わねばならぬ。
岡本かの子 百喩経 青空文庫
この事件がこれ以上の解決を見せなくとも、少なくとも人目を惹く形で我らが刑事捜査局の辣腕を見せつけることになった上、全外国人に教訓として、恨み辛みは本国にとどめ英国の地に持ち込まぬが賢明だということを知らしめることになるだろう。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
手紙に書いてあった恨みや辛みは口へも出さないで、彼女はただ懐かしそうな笑顔で男と向き合っていた。
岡本綺堂 籠釣瓶 青空文庫
6日 朝 澄んだ心のなかには、偏見や恨み辛みが居着けるような場所はどこにもない。
MORNING AND EVENING THOUGHTS 朝に想い、夜に省みる 青空文庫
15日 朝 わかりさえすればいい、人の恨み辛みなんてものは、その心の平穏や安らぎといったものを殺し、自分を傷つけ、他人を助けもせず、ひとりの同胞も励まさないのだと。
MORNING AND EVENING THOUGHTS 朝に想い、夜に省みる 青空文庫
巫女 いやみ、つらみや、怨み、腹立ち、怒ったりの、泣きついたりの、口惜しがったり、武しゃぶりついたり、胸倉を取ったりの、それが何になるものぞ。
泉鏡花 多神教 青空文庫
ヤコブ、ヨハネ、アンデレ、トマス、痴の集り、ぞろぞろあの人について歩いて、脊筋が寒くなるような、甘ったるいお世辞を申し、天国だなんて馬鹿げたことを夢中で信じて熱狂し、その天国が近づいたなら、あいつらみんな右大臣、左大臣にでもなるつもりなのか、馬鹿な奴らだ。
太宰治 駈込み訴え 青空文庫
おッ母さんだッて、あたいから言えば、承知するに定まってる、わ」 僕は、女優問題さえ忘れれば、恨みもつらみもなかったのだから、こうやって飲んでいるのは悪くもなかった。
岩野泡鳴 耽溺 青空文庫
作例 · 標準
彼女の言葉には、長年の辛みが滲んでいた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼の態度は、過去の出来事への辛みから来ているのかもしれない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
我慢を重ねた結果、心に辛みが溜まってしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite