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野老

ところ異読 やろう・トコロ
名詞頻度ランク #147 · 青空 29
1
標準
Dioscorea tokoro (species of wild yam)
文例 · 用例
新蒲 細柳 年々緑に、野老 声を呑んで 哭して未だ休まず。
幸田露伴 運命 青空文庫
桂首相よし、伊藤老侯よし、小村外相よし、果た又無名の一野老なるもよし。
石川啄木 閑天地 青空文庫
一度は天保の饑饉のときにこの尾根一ぱいに野老芋が蔓延って、村民はこれを掘って餓えを凌ぐことが出来たという。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
因ってその不浄を捨てに行く筥を奪い嘗るに、丁子の煮汁を小便、野老に香を合せ大きな筆管を通して大便に擬しあったので、その用意の細かに感じ、いかでかこの人に会わずしてはやみなんと思い迷うて焦れ死んだと見ゆ。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
テニスとかペニスとかいうものは学校でも一番のチャンポンとかチンポンとかいう位じゃげな」 仲人の郡医師会長夫妻と、頓野老夫婦と、新郎新婦が、腹を抱えて笑い出した。
夢野久作 笑う唖女 青空文庫
新婦の母親の頓野老夫人も、ちょっと中腰になって押止めにかかったが、新夫婦が強いて行こうとするのを見た頓野老人が、山羊鬚を扱いて老夫人を押止めた。
夢野久作 笑う唖女 青空文庫
長らくこの病院の留守番をさせられて、案内を知っておりまするので……」 栗野博士の背後から頓野老人が山羊鬚を突出した。
夢野久作 笑う唖女 青空文庫
「二番目の棚の右の端で御座ったの」 と云ううちに自分で二つ三つうなずきながら、大仰に袴の両岨を取った頓野老人は、玄関脇の薬局にヨチヨチと走り込んだ。
夢野久作 笑う唖女 青空文庫
作例 · 標準
山道で見つけた野老の根は、非常に苦いが古くから薬用として重宝されてきた。
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正月の飾りに野老を使うのは、その髭のような根から長寿を願う意味がある。
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おじいちゃんが山から掘ってきた野老を、丁寧に泥を落として保存した。
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2
標準
old man living in the countryside
作例 · 標準
都会の喧騒を離れ、野老として静かな余生を送るのが彼の夢だった。
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村の外れに住む野老は、山の天気や動植物について誰よりも詳しかった。
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旅先で出会った野老と囲炉裏を囲み、昔の話を興味深く聞いた。
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