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船数

せんすう
名詞
1
標準
文例 · 用例
河川通のこの家の娘は、この亀島川は一日の通船数が三百以上もあり、泊り船は六十以上で、これを一町に割当てるとほぼ十艘ずつになると云ったが、今日はそういう河容とは、まるで違ったものに見える。
岡本かの子 河明り 青空文庫
李遠、丘福、薛禄と策応して、能く功を収め、糧船数万|艘、糧数百万を焚く。
幸田露伴 運命 青空文庫
高山へ格別|眼力よろしき人登り見候わば、アメリカ製の鯨船数百艘、日本国の周囲に寄り合い、鯨漁いたし候儀、相見え申すべし。
第二部上 夜明け前 青空文庫
察度王時代に牧湊が中山で重要な港であったことは、『中山世鑑』に、当時牧那渡に倭人商船数多参りけるが、過半は皆鉄をぞ積みてける。
伊波普猷 浦添考 青空文庫
一条 長崎、函館を開く(函館は調印の日より十ヶ月後)二条 トン税――トン(六石四斗)銀五|匁三条 船数並びに商売銀高ともその限を立つることなし、しかしながら持渡の貨物日本人|好に応ぜず、或は代り品等|差支る時は、交易を遂げざる儀も之有るべき事。
服部之総 空罎 青空文庫
けれども船数の少い航路のこととて、船室はぎつしり満員なので、レインコートのえりをたて、僅かに風をふせぎながら右舷のふなべりにこしかけていた。
長谷健 天草の春 青空文庫
――船底には悉皆、兵糧をつみ入れ、世上には、四国へ渡る商い船といいふらして」「船数は」「多いほどよい。
吉川英治 源頼朝 青空文庫
――かくて、金沙灘沖の水戦は展開され、※蕩たる白浪は天を搏ち、鼓噪は芦荻を叫ばしめ、二日二た夜にわたる矢風と剣戟と、そして雲に谺する喊声のうちに、さしもの官船数百隻を、枯葉のごとく粉砕し去った。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫