招じ入れる
しょうじいれる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to invite in
文例 · 用例
利家招じ入れると勝家、年来の誼を感謝して落涙に及んだ。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
山に棲む獣に相違ない」 それを陳に教えた者があったので、陳は早速に居士を招じ入れると、妻はその姿をみて俄かに懼れた。
— 宣室志(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
なにしろこちらへと慌てて招じ入れると、外記は更にうしろを見返って無言で招いた。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
招じ入れると、彼は恭しく一揖して、扉のそばに佇んだきりだった。
— 豊島与志雄 『秦の憂愁』 青空文庫
そして私の為には、特に米栂の細い枝先を五寸余りも積み重ねて、其上に天幕を敷き、さあ旦那の座敷が出来たにと、懐手して感心している私を招じ入れる。
— 木暮理太郎 『鹿の印象』 青空文庫
「お伴れは何うした、八」「そいつも影法師の鑑定でせう、親分」「いや、今度のは匂ひだよ」「まア」 少し嬌顰を發したらしい若い女の聲、それを聽くと平次は起き直つて、「まア入れ、其處に立つて居ちや、お長屋の衆が通られまい」 と蟠りもなく招じ入れるのでした。
— 閉された庭 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「飛んだ邪魔をするね」「銭形の親分さんが来て下されば私の家にも後光が射しますよ――おい、これは片づけて、さかづきもさかなも新らしくしてくれ」 五郎八はあわてて膳を押しやると、女房に半分は眼顔で言いつけて、火ばちの側に平次を招じ入れるのでした。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
」 君香を招じ入れると、マンの口をまっ先について出たのは、その言葉だった。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
作例 · 標準
玄関先で立ち話も何ですからと、彼女を奥の応接間へ招じ入れた。
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遠方からわざわざお越しいただいたお客様を、最上階の特別室へ招じ入れる。
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「どうぞお入りください」と、彼はにこやかに記者たちを自宅へ招じ入れた。
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