知るべ
しるべ
名詞
標準
文例 · 用例
当時は文字としては漢字のみが用いられたので、当時の音韻の状態を知るべき根本資料としては、漢字をもって日本語の音を写したものだけである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
かような万葉仮名の類別こそ、当時の音韻の状態を知るべき基礎となるものであって、その類の一つ一つは、それぞれ当時の人々が互いに違った音として言いわけ聞きわけた一つ一つの音を代表し、その総体が当時の国語の音韻組織を示すものとなるのである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
西洋人のは、室町末期に日本に来た宣教師の作ったもので、日本語について十分の観察をして当時の標準的音韻を葡萄牙式のローマ字綴で写したものであるから、信憑するに足り、且つ各音の性質も大概明らかであって、当時の音韻状態を知るべき絶好の資料である。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
(封建時代とはちがつた仕方で、今の資本主義の世の中にも、孝子の仇敵討ちがふだんに行はれて居ることを知るべきである。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
今日の詩人諸君が知るべきことは、実に我々の今の社会に、真の「散文」が生れていないと言う事である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
以てヨブ記の大を知るべきである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
以て神の道のためには弁ぜざるを得ずとの、彼の意気込を知るべきである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
まず知るべきは「摂理」のことである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫