奴さん
やっこさん
代名詞
標準
he
文例 · 用例
だものだから、ついうっかり、奴さんの云う事を飲み込もうとした。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
面くらいやアがってつかまる処をな、金満の奴さん恩儀を思って、無性に難有がってる処だから、きわどい処を押隠して、ようよう人目を忍ばしたが、大勢押込んでいるもんだから、秘しきれねえでとうどう奥の奥の奥ウの処の、女の部屋へ秘したのよ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
つい隊長様なんぞのお耳へ入って、御存じだから、おい奴さん。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
奴さん気まりが悪かったんだぜ」「それよりも早く二階へ行って御覧なさいよ。
— 夢野久作 『呑仙士』 青空文庫
顔へ済まねえをあらわして、さも嬉しそうに難有え、苦労させるなんて弱い音を出して御覧じろ、奴さんたちまちなめッちまいますぜ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
イヤ腹の中へ飲んだのならまだいいが、奴さん一口でも多く飲んでやろうと周章てたため、水汲み隊が汗水流して汲んで来た大事な水をば、大半ゴボゴボと溢して地面に飲ませてしまったのだ。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
「すると奴さん苦しいものだから、拳でしっかりとこの通り短刀の柄を握ったのよ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
もっとも、奴さんはその工場でたった一人の大学出だということも社長のお眼鏡に適ったらしいんだが、なに、奴さん大学は中途退学で、履歴書をごまかして書いたんですよ。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
作例 · 標準
「おや、奴さん、また遅刻かい?」と先輩が呆れ顔で言った。
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「奴さん、最近元気にしてるかな?」と昔の友人を思い出した。
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「まったく、奴さんときたら、いつも面白いことをしてくれるね。」と皆が笑った。
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標準
samurai's attendant (in a var. of origami)
作例 · 標準
折り紙で奴さんを折るのは、子供の頃の遊びだった。
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先生は、私たちに奴さんの折り方を教えてくれた。
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出来上がった奴さんは、まるで踊っているようだった。
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標準
type of popular song accompanied by dance from the Edo period
作例 · 標準
お祭りの広場で、人々が奴さんに合わせて踊っていた。
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その時代劇では、背景に奴さんが流れていた。
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彼は昔の奴さんの歌を口ずさみながら、家事をしていた。
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