巻き上がる
まきあがる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to roll up
文例 · 用例
秋の日がかんかん照りつけるので柿の葉が乾燥してじりじりと巻き上がるのでいつの間にかそっくりと雀を包んで動けないように縛ってしまう。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
その「煙のビスケット」が生物のように緩やかに揺曳していると思うと真中の処が慈姑の芽のような形に持上がってやがてきりきりと竜巻のように巻き上がる。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
氷店、心太を桶に冷めたさうに冷して売つてゐる店、赤い旗の立つてゐる店、そこにゐる爺の半ば裸体になつた姿、をりをりけたゝましい音を立てて通つて行く自動車、川の向うに見えてゐる大きな煙突から渦まきあがる煤烟、――ふと、「あれ、あれ!
— 田山花袋 『ある僧の奇蹟』 青空文庫
あと数秒で、いよいよ土をふきとばし、黒煙が天にまきあがる大爆発がおこる――と思っていましたが、ところが実際は、そうなりませんでした。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
垂れ幕がまきあがる。
— LUISCHEN 『ルイスヒェン』 青空文庫
しかし、岩にあたってあれくるい、まきあがる磯の大波には、油のききめは、まったくなかった。
— 須川邦彦 『無人島に生きる十六人』 青空文庫
そして、その手が、石の台を、かるがると持ちあげたかと思うと、石の台も、赤いポストも、クルクルと、まきあがるように、上のほうへちぢんでゆくのです。
— 江戸川乱歩 『怪奇四十面相』 青空文庫
やがて玉階の御簾が高々とまきあがる。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
風が強く、スカートがふわっと巻き上がった。
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工事現場では、砂埃が勢いよく巻き上がっていた。
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突然の突風で、地面の落ち葉が一斉に巻き上がった。
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