無足
むそく
名詞
標準
文例 · 用例
其の父、此の無足婦人を膝行軌に乘せ、自ら推しめぐらして京都の南の方より長安の都に來り、市の中にて、何うぞやを遣る。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
然るに後年、京城の諸士にして、かの北狄の囘文を受けたるもの少からず、事顯はるゝに及びて、官司、其の密使を案討するに、無足の婦人即ち然り、然も奸黨の張本たりき。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
七年十月五日、御供番無足之場に御雇形被召出、二人扶持被成下。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
東席順に「表御医師無足飯田安石四十五」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
東席順に「御広間番格奥御医師無足森養真三十四」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
東席順に「総無足料頭上原全八郎五十六」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
戊辰席順に「表御医師無足、十二人扶持、津山英琢、二十九」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
上に述べた通り、古エジプトや西アジアや古欧州の竜は、あるいは無足の大蛇、あるいは四足二翼のものだったが、中世より二足二翼のもの多く、また希れに無足有角のものもある。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫