海底電線
かいていでんせん
名詞
標準
undersea cable (communications, power)
文例 · 用例
佐渡もこのあたりが本土との最短距離で、この村から海底電線が通じている。
— 第二回 富山の薬と越後の毒消し≪富山県・新潟県の巻≫ 『安吾新日本風土記』 青空文庫
衣服や手足毛髪などのどこかしらに血がついていないか、又は、すでに現場が発見されて大騒ぎになり諸方に手がまわっていないか、それが何より気がかりになる性質のものだが、彼女の神経は海底電線ぐらいの太さがあるなア。
— 坂口安吾 『フシギな女』 青空文庫
しかして現今海底電線の数三三〇、その長さ九万七六〇〇英里なり。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
皮肉な運命にもてあそばれて商船としては見事落第した彼女がいまは工作船として――海底電線の敷設船として、思いもかけぬ能力を発揮しつつあったのである。
— 服部之総 『黒船前後』 青空文庫
彼等は×××国の密令を帯び、日本在住の間諜と密接な連絡をとるため、アラスカの某地から、日本の某海岸まで海底電線を敷設していたのである。
— 山本周五郎 『流血船西へ行く』 青空文庫