平入り
ひらいり
名詞
標準
Japanese traditional architectural structure, where the building has its main entrance on the side which runs parallel to the roof's ridge
文例 · 用例
今度は平入りに改めたらしく、向きも、西山町通りに脇を向けて、西正面に建てられた。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
黒平入りの鳥居峠附近から右に望んだ奥仙丈山の主脈は、平な円味のある長い頂界線を描いて、高峭と云うような感じは起らないが、秩父の大洞山附近から遠望した所によると、山勢頗る緊張して流石に雄大峭抜の趣が見える。
— 木暮理太郎 『秩父の奥山』 青空文庫
黒平入りの鳥居峠あたりから北方を望み見た時に、金峰山に亜で峭抜して居るのは此山である。
— 木暮理太郎 『秩父の奥山』 青空文庫
一廉のお邸の、障子は破れ、敷台には十文以上の足の跡、縦横無尽に砂もて画かれ、履脱ぎには歯磨きの、唾も源平入り乱れ、かかる住居も国野てふ、その名に怖ぢて、誰批難するものはなく。
— 清水紫琴 『誰が罪』 青空文庫
作例 · 標準
日本の伝統的な民家は、多くが平入りの構造をしている。
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平入りの建物は、間口が広く取れるため、商業施設にも適している。
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京都の古い町家は、妻入りと平入りの両方の様式が見られる。
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