放ったらかし
ほったらかし
名詞頻度ランク #16666 · 青空 60 例
標準
neglecting
文例 · 用例
戻らんとこへ捨てりゃえいことを、捨てもせず、放ったらかしじゃせに、よその鶏を捕るんじゃ。
— 黒島伝治 『「紋」』 青空文庫
君勇は小郷なぞ放ったらかして、さっさと帰ってしまいたいくらいいらいらしていたが、鈴子はべつに退屈もせず、君勇に貰った鶴の絵のはいった扇子を弄んでいた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
次郎と三郎は、商売道具を放ったらかしてあとを追うた。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
おかげで、乳は飲めん、お腹は空いてくる、お襁褓はかえてくれん、放ったらかしや。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
細君が生きていた頃は、送って来る為替や小切手など、細君がちゃんと払出を受けていたのだが、細君が死んで、六十八歳の文盲の家政婦と二人で暮すようになると、もう為替や小切手などいつまでも放ったらかしである。
— 織田作之助 『鬼』 青空文庫
歪形のペシャンコの亜鉛の洗面器が一つ放ったらかしで、豆電灯が半熟れの鬼灯そのまま、それも黄色い線だけがWに明ってるだけだから驚いた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
悪いことは言わないから、そこに放ったらかしときなさい。
— DEN GRIMME AELING 『醜い家鴨の子』 青空文庫
それから後暫くの間、殺生は無論の事、本職の獣医の方も放ったらかしにして、毎日のようにK市の遊廓に入り浸ったものだそうで、お磯婆さんや、養父の玄洋が泣いて諫めても、頑として聴き入れなかったという事です」「……いかにも……。
— 夢野久作 『復讐』 青空文庫
作例 · 標準
玄関に脱ぎ捨てられた靴が放ったらかしになっており、母親は溜息をついた。
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やりかけの宿題を放ったらかしにして、彼は遊びに行ってしまった。
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「そんな放ったらかしの庭じゃ、雑草が伸び放題になっちゃうよ」
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