これはと
これはと
副詞
標準
strikingly
文例 · 用例
殺人鬼、吸血鬼、などと憎むべきものを鬼と呼ぶところから見ても、これはとにかく醜惡の性格を有する生き物らしいと思つてゐると、また一方に於いては、文壇の鬼才何某先生の傑作、などといふ文句が新聞の新刊書案内欄に出てゐたりするので、まごついてしまふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
私もちよいちよいかうして陸に上つて來たお蔭で、陸上生活に少しかぶれて、それこそ聞いたふうの批評なんかを口にするやうになつて、どうもこれはとんでもない惡影響を受けたものだと思ひながらも、この批評癖にも、やめられぬ味がありまして、批評の無い龍宮城の暮しにもちよつと退屈を感ずるやうになつたのです。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
これはともかくも一つの問題である。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
これはと思う、右も、左も、前の枝も、何の事はないまるで充満。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
これはともかくも応用気象学上の一つの問題となりうるであろう。
— 寺田寅彦 『物質群として見た動物群』 青空文庫
トリック映画としてもこれはともかくも珍しく新しいもので、われわれのような素人の観客には実際どうして撮ったものか想像ができなかった。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
別段、心配する程のことではあるまいが、これはとも角、一応、赤猪口兵衛様の御知恵を借りてその通りに分別する方が、間違いがのうて宜しかろうとの事で……」「ヘエ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
これはともちゃんのだ。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
作例 · 標準
これはと見込まれた若手社員が、突然会社を辞めてしまった。
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彼女がこれはと閃いたアイデアは、会議で高く評価された。
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これはという時に限って、いつも邪魔が入るものだ。
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