これ見よがし
これみよがし
名詞-の形容詞形容動詞
標準
showy
文例 · 用例
わざと指環をはめないで、化粧だけした両手の指を、これ見よがしに卓子の上に並べながら、ウットリと遠い所に眼を遣った。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
一滴落すにもこれ見よがしだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
そしてこれ見よがしに私にへばりつき始めた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
木の幹がその特殊な皮はだをこれ見よがしに葉漏りの日の光にさらして、その古い傷口からは酒のような樹液がじんわりと浸み出ていた。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
あのお倉さんというのが、それはもうこれ見よがしで、私は居ても立ってもいられません。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
米は鍵屋あって以来の上客を得た上に、当の敵の蔵屋の分二名まで取込んだ得意想うべく、わざと後を圧えて、周章てて胡乱々々する蔵屋の女に、上下四人をこれ見よがし。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
実際、其処に踞んだ、胸の幅、唯、一尺ばかりの間を、故とらしく泳ぎ廻って、これ見よがしの、ぬっぺらぼう!
— 泉鏡花 『海の使者』 青空文庫
そうすると彼女はチョットそこらを見廻しながら、その私の頭のすぐ横に、青白い、大きな曲線美を持って来て、これ見よがしに腰をかけた。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は新しいブランドバッグをこれ見よがしに持ち歩いていた。
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彼のこれ見よがしな態度が、周りの反感を買っていた。
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成功をこれ見よがしにひけらかすのは、あまり良いことではない。
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