一人物
いちじんぶつ
名詞頻度ランク #24702 · 青空 0 例
標準
person to be reckoned with
文例 · 用例
厳かな入学宣誓式が行われて、自分も大勢の新入生の中にまき込まれて大講堂へ這入ったが、様子が分らないのでまごまごしていると、中に一人物馴れた日本人が居ていろいろ注意してくれて助かった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
そのうちに一人物腰などからかなりの老人らしく思われるのがやって来て、私の右にしゃがんでしばらく黙って見ていたが、やがてこんな問答がはじまった。
— 寺田寅彦 『断片(1)』 青空文庫
たとえばシーンの中の一人物が幽霊のように見えたり消えかかったりするようなことも、重写によらずしてできるであろうと想像される。
— 寺田寅彦 『映画の世界像』 青空文庫
にもかかわらず、久助君には、砲術家太郎左衛門と、この少年太郎左衛門が同一人物のように思えたのである。
— 新美南吉 『嘘』 青空文庫
これは、「散柳窓夕栄」という小説の中の、一人物の感慨として書かれているのであります。
— 太宰治 『三月三十日』 青空文庫
天保年間の諸事御倹約の御触に就いて、その一人物が大いに、こぼしているところなのであります。
— 太宰治 『三月三十日』 青空文庫
すなわち、ゴオルドスミス御自身の小説に現われて来る一人物である。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
姉上に逢わむとて木槿垣に行く途、まず一人物干棹をもて一文字に遮り留む。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
作例 · 標準
若輩ながら、あの不測の事態における落ち着き払った采配を見るに、彼もなかなかの一人物といえよう。
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これほど大規模な再開発プロジェクトを独力でまとめ上げた手腕を考えれば、あの市長が相当の一人物であることは疑いようがない。
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噂には聞いていたが、実際に対面してみると、その静かな佇まいからは一人物としての風格がひしひしと伝わってくる。
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かつては地方の一経営者に過ぎなかった彼も、今や業界の勢力図を塗り替えるほどの一人物へと成長を遂げた。
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標準
one person
作例 · 標準
若くしてこれほどの偉業を成し遂げた彼は、いずれ歴史に名を残す一人物となるだろう。
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「あの男、ただの遊び人かと思えば、なかなかの一人物ではないか」と主人は感心したように呟いた。
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警察は、犯行の手口から組織的な関与はなく、一人物による単独の犯行と見て捜査を進めている。
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一人物の才覚だけでこれほど巨大な企業を築き上げた例は、世界的に見ても極めて稀である。
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