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新盆

にいぼん異読 あらぼん・しんぼん
名詞
1
標準
first Bon Festival following the death of a family member
文例 · 用例
その新盆のゆうべには、白い切子燈籠の長い尾が、吹くともない冷たい風にゆらゆらとなびいて、この薄暗い灯のかげに若い師匠のしょんぼりと迷っている姿を、お仲はまざまざと見たと近所のものに顫えながらささやいた。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
新盆に、切籠を提げて、父親と連立って墓参に来たが、その白張の切籠は、ここへ来て、仁右衛門|爺様に、アノ威張った髯題目、それから、志す仏の戒名、進上から、供養の主、先祖代々の精霊と、一個一個に書いて貰うのが例でね。
泉鏡花 縁結び 青空文庫
この暑いさなかに、ものものしい七つ道具を持ち出して、カンカンゴシゴシと、必死に大工のまねを始めたというのも、実をいうと名誉の最期をとげたあのかわいくて小さかった善光寺|辰の新盆が迫ってきたので、お手製の精霊だなをこしらえようというのでした。
幽霊水 右門捕物帖 青空文庫
ことしは新盆であるから、殿さまと姉の墓まいりに行くなどと、彼は話して帰った。
吉良の脇指 半七捕物帳 青空文庫
やがて、亡くなった子供の新盆、小諸の方ではまた祗園の祭の来る時節である。
島崎藤村 芽生 青空文庫
それでも古くからの習慣で、盆になると墓地に秋草の花を供へ、新盆の家では夜になるのを待って墓地の周囲に灯を点けて祭った。
金田千鶴 夏蚕時 青空文庫
煙管を出して一服吸ひつけたがふと気が付いたやうに、「今年は新盆が三つあるかなあ?
金田千鶴 夏蚕時 青空文庫
念仏踊りの歌は、盂蘭盆には、新盆を修する家々では、その家庭・座敷・主人の為の褒め詞にも使つて居ります。
折口信夫 日本芸能の特殊性 青空文庫
作例 · 標準
祖父が亡くなって初めての新盆なので、親戚が集まって盛大に供養した。
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新盆を控えて、盆棚の準備や提灯の配置を確認する。
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亡き父の帰りを待つ新盆、白い提灯が玄関先で静かに揺れている。
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