幻辞.com

口に含む

くちにふくむ
表現動詞-五段-マ行
1
標準
to hold in one's mouth (without biting, before chewing or swallowing, etc.)
文例 · 用例
選んで口に含むんだ。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
私は曲芸でもして見せるかのやうにそつと煙草を唇から離すと、二本の指に挟むだ儘、余り注意を其処のみに凝集させた為に稍もすれば震へさうになるのを辛うじて怺へて、此方は口に含むだ煙りを、口笛を吹くやうに両唇を細めて吸つた時と同様徐ろに吐き出した。
牧野信一 痴想 青空文庫
葉がくれの一粒をそつと口に含むと、そのまま溶けて酒になりさうな葡萄。
薄田泣菫 独楽園 青空文庫
口に含むと齒に痛いほどの冷たさで、腹の底まで冷えて行く快さに、思はず太い息をついた。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
抱いていた桔梗様を放したかと思うと、人差し指を鈎に曲げ、口に含むと合図の笛だ、長く二声吹き立てた。
国枝史郎 神秘昆虫館 青空文庫
煮びたしの一片を口に含むと、舌から鼻に通う山女魚特有の濃淡な風趣、これは、いずれの魚肉にも、いずれの獣肉にもたとうべきものがない。
佐藤垢石 魔味洗心 青空文庫
あまり驚かせるなよ」「軍隊でおぼえちゃったんだ……母や姉たちには、秘密なんだが」 山川は、グラスをクルクルまわして、切子の面を光らせながら、宝石でもながめるように酒の色に見入っていたが、香気を嗅いで口に含むと、「ラローズだね。
久生十蘭 蝶の絵 青空文庫
」 と車中の徒然に、夫人は旅行鞄から出したインゲ百貨店製の上等なチョコレートを自分の口に含む
橘外男 グリュックスブルグ王室異聞 青空文庫
作例 · 標準
ワインの香りを確かめるように、一口含んで口の中で転がしてみた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
うがいのために、冷たい水を口に含んでガラガラと喉を鳴らした。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
飴を口に含んだまま喋ると、何を言っているのか聞き取りにくい。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
口に含む(くちにふくむ) — 幻辞.com