不落
ふらく
名詞名詞-の形容詞
標準
impregnable
文例 · 用例
木下藤吉郎の昔から秀吉は、数知れぬ難攻不落の城々を攻めた経験の持主であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
しかし、秀吉がその愛児秀頼に、この難攻不落の名城を遺したことは、却って亡滅の因を遺したようなものである。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
金城鉄壁、難攻不落の堅城であり、荘厳壮麗、天下統一の覇業を期する秀吉の理想を象徴した名城でもあつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
この恐ろしい敵は、簔虫の難攻不落と頼む外郭の壁上を忍び足ではい歩くに相違ない。
— 寺田寅彦 『簔虫と蜘蛛』 青空文庫
ビルマにはマンダレイの諸門の下に人牲を埋めて守護とし、タツン砦下に一勇士の屍を分ち埋めて其砦を難攻不落にし、甚しきは土堤を固めん爲め皇后を池に沈めた。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
城下に這入って、釈迦堂脇から二十人町、名掛町と通り過ぎてしまえば、独眼竜伊達の政宗が世にありし日、恐るべきその片眼を以て奥地のこの一角から、雄心勃々として天下の風雲をのぞみつつ、遙かに日之本六十余州を睥睨していたと伝えられる、不落難攻の青葉城は、その天守までがひと目でした。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
彼が、未来派絵画を謳歌するていの変質的芸術家であったならば、漸進的戦術と、伝統を改良した新兵器とを用いて、難攻不落と称されたマジノ線を、ああも簡単に、ああも天才的に突破することは出来なかったであろう。
— 国枝史郎 『ヒトラーの健全性』 青空文庫
オランダの中立を侵犯しないとせば独軍の主力軍がマース左岸に進出するのにオランダ国境からナムール要塞の約七十キロを通過せねばならず、この間にフイの止阻堡とベルギーの難攻不落と称するリエージュの要塞がある。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
作例 · 標準
三方を険しい山に囲まれたその城は、長年にわたり難攻不落の要塞として名を馳せていた。
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絶対王者を相手に、チームは不落のディフェンスラインを敷いてスコアレスドローに持ち込んだ。
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どんなに強力なウイルスでも侵入できない、不落のセキュリティシステムを構築するのが現在の目標だ。
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