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梁山泊

りょうざんぱく
名詞
1
標準
place of assemblage for the bold and ambitious
文例 · 用例
」 と、所好な貸本の講談を読みながら、梁山泊の扈三娘、お孝が清葉を詈る、と洩聞いて、「その気だから、あの妓は、(そんけん)さ。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
梁山泊の割符でも襟に縫込んでいそうだったが、晩の旅籠にさしかかった飢と疲労は、……六よ、怒るなよ……実際|余所目には、ひょろついて、途方に暮れたらしく可哀に見えた。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
かつて文壇の梁山泊と称えられた硯友社、その星座の各員が陣を構え、塞頭高らかに、我楽多文庫の旗を飜した、編輯所があって、心織筆耕の花を咲かせ、綾なす霞を靉靆かせた。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
しかしまさか梁山泊の豪傑が店を出したと云うわけでもあるまい」 こんな話をして、池の北の方へ往く小橋を渡った。
森鴎外 青空文庫
その頃の玄洋社の梁山泊連は皆、頭山満を首領とし偶像として崇拝していた。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
その日は終日|女梁山泊を以て任ずる妾の寓所にて種々と話し話され、日の暮るるも覚ええざりしが、別れに臨みてお互いに尽す道は異なれども、必ず初志を貫きて早晩自由の新天地に握手せんと言い交わし、またの会合を約してさらばとばかり袂を分ちぬ。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
禽も啼かざる山間の物静かなるが中なれば、その声谿に応え雲に響きて岩にも侵み入らんばかりなりしが、この音の知らせにそれと心得てなるべし、筒袖の単衣着て藁草履穿きたる農民の婦とおぼしきが、鎌を手にせしまま那処よりか知らず我らが前に現れ出でければ、そぞろに梁山泊の朱貴が酒亭も思い合わされて打笑まれぬ。
幸田露伴 知々夫紀行 青空文庫
揃いも揃って気骨稜々たる不遇の高材逸足の集合であって、大隈侯等の維新の当時の築地の梁山泊知らず、吏臭紛々たる明治の官界史にあっては恐らく当時の官報局ぐらい自由の空気の横流していたはけだし類を絶しているだろう。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
作例 · 標準
そのボロアパートは、かつて若き漫画家たちが夜な夜な議論を交わした梁山泊だった。
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彼の事務所には、各界の異端児たちが集まり、まるで現代の梁山泊のようだと噂されている。
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「ここは志を持った者たちが集う梁山泊だ。君も今日からその一員だよ。」
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ウィキペディア

梁山泊(りょうざんぱく)は、中国の山東省済寧市梁山県の北緯35度47分11.86秒 東経116度5分33.10秒周辺に存在した沼沢である。この沼を舞台とした白話小説『水滸伝』では周囲800里と謳われた大沼沢であった。

出典: 梁山泊 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0