従五位
じゅごい
名詞
標準
文例 · 用例
従五位|勲三等、前の軍医監、同姓|英臣の長男、七人の同胞の中に英吉ばかりが男子で、姉が一人、妹が五人、その中縁附いたのが三人で。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
これは蓋し一門の大統領、従五位勲三等河野英臣の発議に因て、景色の見物をかねて、久能山の頂で日蝕の観測をしようとする催で。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
純友が賊衆追捕に従事して、そして盗魁となつたのも、盗賊になつた方が京官になるよりも、有理であり、真面目な生活であると思つたところより、乱暴をはじめて、後に従五位下を以て招安されたにもかゝはらず、猶ほ伊予、讃岐、周防、土佐、筑前と南海、山陽、西海を狂ひまはつたのかも知れない。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
高見王の御子|高望王が平の姓を賜はつたので、従五位下、常陸大掾、上総介等に任ぜられたと平氏系図に見えてゐる。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
高望王の御子が、国香、良兼、良将、良は上総介、従五位上とある。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
それから良広には官位が見えぬが、次に良文が従五位上で、村岡五郎と称した、此の良文の後に日本将軍と号した上総介忠常なども出たので、千葉だの、三浦だの、源平時代に光を放つた家※の祖である。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
次に良持は下総介、従五位下、長田の祖である。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
傭前介藤原|子高を殺し播磨介島田|惟幹を殺した後にさへ、純友は従五位を授けられんとしてゐる、其は天慶二年の事である。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫