家尼
けに
名詞
標準
文例 · 用例
この松野殿女房――後家尼御前に與へられた、も一通の消息にも身延隱棲の自然が叙されてある。
— ――よく生きよとの―― 『尼たちへの消息』 青空文庫
……足利から草心尼さまがお越しあって、殿のお目ざめを、さいぜんから、お待ち申しあげておりまする」「尼が」 ちょっと、迷惑顔して、「あの、鑁阿寺のかたわらに一庵をむすんでおるとか聞くお若い後家尼だの」「さればで」「尼は上杉憲房の義妹。
— あしかが帖 『私本太平記』 青空文庫
主家尼子家は血において断絶したのだ。
— 吉川英治 『黒田如水』 青空文庫