御旗
みはた
名詞頻度ランク #42249 · 青空 55 例
標準
flag
文例 · 用例
今の話の様子じゃあ相手はいずれ大きい御旗本か御大名だろうが、なぜそんなことをするんだろう。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
某をば妙解院殿御弟君|中務少輔殿立孝公の御旗本に加えられ御幟を御預けなされ候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
勝頼、今は戦うまでである、御旗、無楯に誓って戦法を変えじ、と云ったので、軍議は決定して仕舞った。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
翌四日にも、幕軍は敗勢を返さんとして戦ったが、此日仁和寺宮|嘉彰親王が、金甲馬に跨り、前駆に錦旗を飜して、陣頭に進まれたので、絶えて久しき錦の御旗を仰いだわけで、官賊の別が判然としたので、薩長の軍は意気軒昂となり、幕軍は意気沮喪して、いよいよ敗勢の著しいものがあった。
— 菊池寛 『鳥羽伏見の戦』 青空文庫
「茜の吹貫二十本、金の切先の旗十本、千本|鑓、瓢箪の御馬印、太閤様御旗本の行列の如く……」と、『大阪御陣覚書』に出ている。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
秀頼公が御旗御馬印を、玉造口まで押出させ、寄手の勢力を割いて明石が軍を目的地に進ましめることを計った。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
素町人の分際で、歴々の御旗本衆に楯突こうとは身のほど知らぬ蚊とんぼめ。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
天下の御旗本ともあるべき者が町人どもを相手にして達引とか達入とか、毎日々々の喧嘩沙汰はまこと見上げた心掛けじゃ。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
作例 · 標準
将軍の御旗が戦場に翻ると、それを見た兵士たちの士気は瞬く間に頂点に達した。
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主君への忠義を誓う武士たちは、命を懸けて自分たちの御旗を守り抜いた。
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歴史博物館には、激しい戦乱の傷跡を今に伝える古びた御旗が大切に保管されている。
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