齧る
かじる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #41030 · 青空 140 例
標準
to gnaw
文例 · 用例
それをがつがつと齧ると、ほんとうに胸が清々した。
— 織田作之助 『秋深き』 青空文庫
見向きもしないで、山伏は挫折つた其の己が片脛を鷲掴みに、片手で踵が穿いた板草鞋を※り棄てると、横銜へに、ばり/\と齧る…… 鮮血の、唇を滴々と伝ふを視て、武士と屑屋は一のめりに突伏した。
— 泉鏡花 『妖魔の辻占』 青空文庫
元来この頭ばかりの神が子どもらの頭を齧る(7)ほかに能事あることをあまり聞かぬが、ふしぎにも耳取り喧嘩(8)と火消し仕事(9)はなされている。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
鼠がものを齧る音は聴くのはいやだ。
— 宮本百合子 『鼠と鳩麦』 青空文庫
ようし、手前が、嘗めるんなら、俺は、齧るんだ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
「何うしたい、えらい元気で」「何な、益満の野郎の鼻を齧るつもりで行ったさ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
もういい齢だから」「うむ、齢と一度、相談してきめようかの」「俺、とにかく、牧の鼻を、齧るんだ」 庄吉は、右肩を、聳かしていた。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
二人で、一番、牧の野郎の睾丸へでも、ぶら下っちまおうじゃねえか」「鼻を齧るのはよしたか」「お嬢さん、命があったら、又――」 と、庄吉は、笑った。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
標準
to dabble in