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蚊遣り火

かやりび
名詞
1
標準
smoky fire to repel mosquitoes
文例 · 用例
目の先に見える屋根の間からは、炊煙だか、蚊遣り火だかがうっすらと水のように澄みわたった空に消えて行く。
有島武郎 或る女 青空文庫
蚊はもう夕暮れには軒に音を立てるほど集まって来て、夜は蚊遣り火の煙が家々からなびいた。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
団扇使いは御寝の妨げと差控え、その代り名香をふんだんに、蚊遣り火の如く焚くのは怠らなかった。
江見水蔭 怪異黒姫おろし 青空文庫
――成信はいつもの癖で、蚊遣り火を焚きながら、燈火をひき寄せて夜半すぎまで本を読んだ。
山本周五郎 泥棒と若殿 青空文庫
作例 · 標準
夕食後、庭で蚊遣り火を焚き、家族で団欒を楽しんだ。
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蚊遣り火の煙が、ゆらゆらと夜空に立ち昇っていく。
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蚊遣り火の匂いって、夏って感じがするね。」
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風のない穏やかな夜は、蚊遣り火の煙が原地にとどまりやすい。
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ウィキペディア

蚊遣り火 とは、よもぎの葉、カヤ(榧)の木、杉や松の青葉などを火にくべて、燻した煙で蚊を追い払う行為、あるいはそのために熾された火や煙である。季語などで蚊遣火と書く。

出典: 蚊遣り火 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0