なちい
なちい異読 なちぃ
形容詞
標準
dear (old)
文例 · 用例
それでも頂上に着いてしまうとそのとし老りがガラスの瓶を出してちいさなちいさなコップについでそれをそのぷんぷん怒っている若い人に持って行って笑って拝むまねをして出したんだよ。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
それは、そのかけらが、どんなちいさなものでも、鏡がもっていたふしぎな力を、そのまま、まだのこしてもっていたからです。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
小鳥だの金魚だの、ああいうものを可愛がるのと同じように、こんなちいさな虫も可愛らしいと思う。
— 水上滝太郎 『果樹』 青空文庫
このようにドイツ語をうたう音楽家はみんなちいちゃくなって手も足も出なかったのが、戦争が終ってほっと一息し、世の中が急に明るくなりました。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
その時、まだ生れて間もないようなちいちゃな仔犬が、ちょこちょこと駈けて来ました。
— 北條民雄 『可愛いポール』 青空文庫
あんなちいさな子供がですよ。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
お富が言うことには、「そりゃ、まあ、かわいい子には旅をさせろということもありますがね、よくそれでもお民さんがあんなちいさなものを手離す気におなりなすった。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
相手が叔母でなくとも、こんなちいさなことで争う気にはなれないのである。
— 社交室 『キャラコさん』 青空文庫
作例 · 標準
「ああ、この古いおもちゃ、なんだかナチいね。」
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子供の頃の写真を眺めていると、ナチい気持ちになる。
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この歌を聴くと、なぜか昔を思い出してナチい気分になるんだ。
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