一人っきり
ひとりっきり
名詞副詞
標準
all on one's own
文例 · 用例
……おじいさんがなくなったのに、お母さんもつれずに、たった一人っきり、お父さんが帰っちゃったでしょう、あれで、もうすっかり、すべてが分るじゃないの。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
あなたが今年死ぬと来年は私一人っきりでさびしゅうございますから」 ともっともな事を親切に言ってくれたので、燕もとうとう納得して残りおしさはやまやまですけれども見かえり見かえり南を向いて心細いひとり旅をする事になりました。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
それから僕は、満足する結果を得、またロンドンには、僕を狙う敵がただ一人っきり居ないと云うことを知ったので、もう出発しようと思っていた矢先に、かのレーヌ公園の魔の事件があったので、僕の行動は急に敏活となった。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
それにどんなに見に行きたいにしたところで、一人っきりで、一人っきりの女を誘うようなことはできないたちだったので、お座なりに、独り言のような調子でばつを合わせたのだった。
— 平林初之輔 『謎の女』 青空文庫
二人とも、同じように家を棄てて出て、一人っきりになることを渇望していた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
」「ええ一人ぼっち――一人っきりなのです」 ミセス・コムプスンは、言葉の重みを計るようにゆっくり頷きながら答えた。
— 宮本百合子 『七階の住人』 青空文庫
自分がこうと思い込んだ先輩一人をきめて、その人に対しては自分の真実をつくして対して行くか、さもなければ、一人っきりになってぐんぐん自分の内に入って行くか――。
— 宮本百合子 『沈丁花』 青空文庫
母は、急に足りなくなった一人っきりの娘のわきにつききりになって、涙ながらに膝をちゃんと座らせたり、破ろうとするものをとったり、変に笑うのをやめさせ様として居る。
— 宮本百合子 『熱』 青空文庫
作例 · 標準
この広い家で一人っきりで暮らすのは、時々寂しくなる。
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彼女は誰にも頼らず、一人っきりでプロジェクトを成し遂げた。
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子供の頃、夏休みは友達と一人っきりで遊ぶのが楽しかった。
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