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紅梅焼

こうばいやき
名詞
1
標準
kōbaiyaki (senbei punched into shapes, e.g. plum)
文例 · 用例
紅梅焼と思うのが、ちらちらと、もみじの散るようで、通りかかった誰かの割鹿の子の黄金の平打に、白露がかかる景気の――その紅梅焼の店の前へ、お参の帰りみち、通りがかりに、浅葱の蛇目傘を、白い手で、菊を持添えながら、すっと穿めて、顔を上げた、ぞっとするような美人があります。
泉鏡花 菊あわせ 青空文庫
ここぞと、心も焦つくような、紅梅焼の前を通過ぎて、左側、銀花堂といいましたか、花簪の前あたりで、何心なく振向くと、つい其処、ついうしろに、ああ、あの、その艶麗な。
泉鏡花 菊あわせ 青空文庫
紅梅焼きを焼く銀杏返しを初め、背広を着て店に並んで、朝から晩まで三円五十銭の蓄音機を鳴らす三四人の青年、お人形のお腹を鳴らすお神さん、猫や兎のオモチャを踊らすお婆さん等、どれもこれも買って下さいというような顔は一つもない。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
この向うに名代の紅梅焼きがありました。
名高かった店などの印象 幕末維新懐古談 青空文庫
両側は玩具屋が七分通り(浅草人形といって、土でひねって彩色したもの、これは名物であった)、絵草紙、小間物、はじけ豆、紅梅焼、雷おこし(これは雷門下にあった)など、仁王門下には五家宝という菓子、雷門前の大道には「飛んだりはねたり」のおもちゃを売っていた。
名高かった店などの印象 幕末維新懐古談 青空文庫
」 お鳥は疲れたような顔をして、紅梅焼きを一ト袋、袂の中から出すと、それを棚の上において、不安らしくお庄の顔を見た。
徳田秋声 足迹 青空文庫
お妹さんのお好きな紅梅焼を買って来て上げますからナ。
夢野久作 一足お先に 青空文庫
折々は自分の小遣で金鍔や紅梅焼を買つてくれる。
夏目金之助 坊っちやん 青空文庫
作例 · 標準
お土産に上品な紅梅焼の詰め合わせを買った。
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紅梅焼は、見た目も美しく、お茶請けにぴったりだ。
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小さな子供が紅梅焼の梅の形を見て喜んでいた。
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