通道
つうどう
名詞
標準
文例 · 用例
通道というでもなし、花はこの近処に名所さえあるから、わざとこんな裏小路を捜るものはない。
— 泉鏡花 『絵本の春』 青空文庫
」 と言う、頸首を、空から天狗に引掴まるる心地がして、「通道ではなかったんですか、失礼しました、失礼でした。
— 泉鏡花 『瓜の涙』 青空文庫
小角や浄蔵などの奇蹟は妖術幻術の中には算していないで、神通道力というように取扱い来っている。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
余りに普通道徳を説く人の言葉に近いからである。
— 田山録弥 『批評的精神を難ず』 青空文庫
(私は、ロンドンへ行ったことはないが、確信をもって、大阪位、怒鳴る巡査と、交通道徳を心得ない市民の多い所は無い、と断言し、大阪人の非文化性は、独り、シュークリームのみでは無い、ここに至っては、彼の生命をも、脅やかしている、と論じていい)。
— 直木三十五 『大阪を歩く』 青空文庫
そして最後に、私は、その砲弾が辻のところを、交通道徳をよく弁えた紳士のように、大きく曲ったのを見た。
— ――金博士シリーズ・1―― 『のろのろ砲弾の驚異』 青空文庫
あたみへの直通道路京浜国道の延長のイギその軍事的性質 飯田岡、蓮生寺、堀之内の青年幹部が主唱、部落会議。
— 宮本百合子 『大衆闘争についてのノート』 青空文庫
されど私ども專門家の立場から申すと、交通道路は略一定して居るから、この一行のとられた道筋も大體の見當はつく。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫