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支脈

しみゃく
名詞
1
標準
spur
文例 · 用例
川は、やがて、左に折れて、農鳥山支脈の峡間に入って、益す狭く、石が次第に多い。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
黄花石楠花が、岩角の間に小さくしがみついて咲いている、その間を踏んで、登れば、千枚沢岳と悪沢岳の間に、赤石山が吊鐘を伏せたように円く立っている、支脈伝いに背面を見た時には、壮大だと思った白河内岳も、ここから見ると、可愛そうなほど、低くなって、下に踞くまってしまった。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
振り返れば、間の岳(赤石山脈)や、悪沢岳の間から、赤石山が見える、そうして千枚沢の一支脈は、兀々した石の翼をひろげて、自分たちの一行を、遥かに包もうとしている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
山は奥羽山脈の支脈の梵珠山脈である。
太宰治 津軽 青空文庫
この高地は三ノ嶽の脈に当って吉次、半高の諸山に連り、その支脈は更に田原坂、白木に及んで居る。
菊池寛 田原坂合戦 青空文庫
クリンチ川の小さな支流に臨むカンバランド山脈の低い支脈の上に在る。
オウ・ヘンリ 水車のある教會 青空文庫
山を前に、山を後に、六七十軒の小村、前面の山は東の峰、後方は稻田、桑畑、草野原が連なつて、二三里隔てゝ日本アルプスの連峰、その支脈が出張つて、近くは半里位まで、村の背後に迫つてゐる處もある。
吉江喬松 山岳美觀 青空文庫
霊気豊島与志雄 中房温泉は、既に海抜四千八百尺余の高地にあって、日本アルプスの支脈に懐かれている。
豊島与志雄 霊気 青空文庫
作例 · 標準
本脈から分かれた支脈が、隣の谷へと緩やかに伸びている。
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この支脈を越えれば、目的地の村が見えてくるはずだと地図を確認する。
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支脈の険しい岩場を登り切り、ようやく尾根道に出ることができた。
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