風車小屋
ふうしゃごや
名詞
標準
windmill
文例 · 用例
ゆるやかに波を打つ地面には麦畑らしい斑点や縞が見え、低い松林が見え、ポプラの並み木が見え、そして小高い丘の頂上には風車小屋があって、その大きな羽根がゆるやかに回転しながら朝日にキラキラしていた。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
三 水車小屋は、恰もドウデエ作の「風車小屋」のやうにうらぶれ、わたしの顔つきはスギヤンさんのやうな憂ひに充ちて、止むなく出立を余儀なくされ、馬の手綱を執りながら何も彼も見棄てたのは、指折り数へて見ると早くもそれはもう六年前のはなしで、青葉の淡いころであつた――などゝわたしは思ひ出したのである。
— 牧野信一 『書斎を棄てゝ』 青空文庫
風車小屋だよりは、ぜいたく至極な物語りで、十二社の汚ない風車|小舎とはだいぶおもむきが違うのであろう。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
和蘭陀の風車小屋の沢山並んだ野を描いた褐色の勝つた風景画は誰が悪戯をしたのか下の四分通りが引きちぎられてました。
— 與謝野晶子 『私の生ひ立ち』 青空文庫
風車小屋と小さな醸造場のあるリルの村の広場に、ともかくもテントを張ることにした。
— 燕尾服の自殺 ――ブルゴオニュの葡萄祭り―― 『ノンシャラン道中記』 青空文庫
村の中心には、風車小屋がありました。
— A Dog of Flanders 『フランダースの犬』 青空文庫
風車小屋は、あたり一帯の平野からは、よい目印になっていました。
— A Dog of Flanders 『フランダースの犬』 青空文庫
かつて風車小屋は、帆も何もかも真っ赤に塗られていました。
— A Dog of Flanders 『フランダースの犬』 青空文庫
作例 · 標準
ドン・キホーテは、風車小屋を巨人だと思い込み、戦いを挑んだ。
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昔ながらの風車小屋では、穀物を挽く音がのどかに響いていた。
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観光客は、歴史ある風車小屋の内部を見学し、その仕組みに感心していた。
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