湾附
わんふ
名詞
標準
文例 · 用例
そして、皇軍が比律賓のリンガエン湾附近に上陸した――と、新聞は読めなかったが、ラジオのニュースは他吉の耳にもはいった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
リンガエン湾附近に上陸した皇軍は恐らくベンゲット道路を通ってマニラへ向うと思うが、自分はあのジグザグ道のどこに凸凹があり、どこの曲り角が向うの崖から丸見えかを知っているのだ、バギオにはアメリカの兵舎があり、うっかりベンゲットを通ると危い、どうぞ自分を道案内にしてくれと、頼みこんだ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
そして、皇軍が比律賓のリンガエン湾附近に上陸したと、新聞は読めなかったが、ラジオのニュースは他吉の耳にもはいった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
リンガエン湾附近に上陸した皇軍は恐らくベンゲット道路を通ってマニラへ向うと思うが、自分はあのジグザグ道のどこに凸凹があり、どこの曲り角が向うの崖から丸見えかを知っているのだ、どうぞ比律賓へやらしてくれと、頼みこんだ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
更におどろくべきはここの家の戸棚から徳川時代に作られた内浦湾附近の地図があります。
— 一九四五年(昭和二十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
法顯その人も廣州へ入港する豫定が、難風に遇ひ方向を誤つて、今の山東の膠州灣附近へ漂着したのである。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
波斯婦とは、當時蕃坊に來寓したイスラム教徒は、多く波斯灣附近の商人であつた故と想像される。
— 桑原隲藏 『蒲壽庚の事蹟』 青空文庫