至難の業
しなんのわざ
表現名詞
標準
Herculean task
文例 · 用例
それが私のような単純な男には、至難の業なのである。
— 太宰治 『作家の像』 青空文庫
けれども、それは、至難の業であった。
— 太宰治 『苦悩の年鑑』 青空文庫
こうなっては元の道に戻るのも至難の業だ。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
処が一介の野人共に剣を持たせて神妙な立ち合ひを演ぜしむるといふ事実は誠に至難の業で、代々の当主は凡ゆる困窮を犯して諸国を遍歴したのであつたが、容易に新奇な型を樹立するに足るだけのヒントが得られなかつた。
— 牧野信一 『天狗洞食客記』 青空文庫
悪夢の谷を――陶酔の――と云ひ代へることだつて、別段至難の業とも思はれぬまでさ。
— 牧野信一 『変装綺譚』 青空文庫
盖し是れ至難の業、茲には著者等の意のある所を一言し、如何に之れに成功したるかは諸子の判斷に委せんとす。
— KING ARTHUR'S ROUND TABLE 『アーサー王物語』 青空文庫
この三者を相剋せしめざることは前人も至難の業としたり。
— 芥川龍之介 『小説作法十則』 青空文庫
(至難の業とせざりしものは凡庸の才なり。
— 芥川龍之介 『小説作法十則』 青空文庫
作例 · 標準
出退勤ラッシュの時間帯に、この駅で座席を確保するのは至難の業だ。
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わずか一週間でこの分厚い専門書を全て理解するのは、至難の業だろう。
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暴風雨の中、小さなボートで岸まで辿り着くのはまさに至難の業だった。
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