欲しいだけ
ほしいだけ
表現名詞-の形容詞
標準
as much as one wants
文例 · 用例
冬の野原を夏の風が行くに煙が去つた情熱の火が突進するブツカルものもなく――だから不可ない昔からあつたものだのに今新たに起つたものだそれを如何して呉れるい横から眺めてゐるな誰の罪でもない必要ぢやない欲しいだけだ
— 中原中也 『情慾』 青空文庫
多分、蔵元屋の行末に見限りを付けたお艶婆と申合わせて、お金奉行の御威光で、蔵元屋の残り金を欲しいだけ奪り上げて、役目柄案内知った長崎あたりから、日本国の外へでも出る了簡で御座いましっろうか。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
その代り以上の国語で書いた書物は欲しいだけ買えるのです。
— 岡本かの子 『智慧に埋れて』 青空文庫
わたしが欲しいだけあげるからいいぢやありませんか。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
欲しいだけ取って下さい。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
原稿紙だけでも欲しいだけ買いたいものだというので、私はまた東京へ出て来た。
— ――文壇苦行記―― 『骨を削りつつ歩む』 青空文庫
山へ石蕗の花を貰ひに行く、そこにもこゝにも黄金色のかたまりがかゞやいてゐる、野の花としても、また庭の花としても賞美するに足る、すこし盛りをすぎてはゐたが、欲しいだけのものは貰つた、戻つて、ふと袖や裾を見ると、草の実だらけだ、これは一本まゐつた、花だけ求めたのはやつぱり人間のエゴだ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
千|弗でも一万|弗でも欲しいだけお金を上げる。
— 夢の久作(夢野久作) 『人間腸詰』 青空文庫
作例 · 標準
ビュッフェ形式なので、好きな料理を好きなだけ、欲しいだけ取ってください。
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「欲しいだけ持っていけ」と言われ、彼は遠慮なく大量の古本を譲り受けた。
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予算の心配はないから、研究に必要な機材は欲しいだけ注文していい。
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