相対す
あいたいす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
標準
to face each other
文例 · 用例
両山脈の相対する間隔は、直径約一里もあろうか、間の岳の頂までは、この河原から一里半で達せられる。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
初めに清濁相対する万葉仮名の表がありまして、一番初めに『古事記』の仮名を出し、どんな文字は清音、どんな文字は濁音と区別してあげてあります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
もっともこの龍麿の研究には、今見ると多少間違いもあって、清音の仮名が二類にわかれているのに、これに対する濁音の仮名には二つに分れていないものがあるように認めたが、それは間違いで、十三の仮名の中において、清濁相対するものは、濁音の仮名においても、すべておのおの二類に分れている。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
北支の原野に乗り出したものの、相対する敵、歩を突いて来んもんじゃから、マが持てんそこで連日演習である、専ら童心にかえッて戦争ごッこをやッている王手飛車があろうと桂馬のフンドシがあろうと端歩は動かんモノである。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
よんどころなく煙草をくゆらしながら、襖にかいた墨絵の雁と相対すること約半時間。
— 岡本綺堂 『秋の修善寺』 青空文庫
革命とは、自由主義やデモクラシイやが、他の貴族主義に対して挑戦するところの同じ権力感情の相対する争闘だから、始めからその権力感情の線外に居る民族には、もとより革命の起る道理がない。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
相対する坊主の口は、三日月形に上へ大きい、小鼻の条を深く莞つて、『いや、暗の夜を忘れまい。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
かるが故に始に過重なる希望を以て入りたる婚姻は、後に比較的の失望を招かしめ、惨として夫婦相対するが如き事起るなり。
— 北村透谷 『厭世詩家と女性』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to be in opposition
作例 · 標準
例句