ごんごん
ごんごん
副詞
標準
bang
文例 · 用例
ごんごん胡麻は老婆の蓬髪のようになってしまい、霜に美しく灼けた桜の最後の葉がなくなり、欅が風にかさかさ身を震わすごとに隠れていた風景の部分が現われて来た。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
「それはきっと、ごんごん鳴るので、はじめに誰かがごんごん鐘といったのさ。
— 新美南吉 『ごんごろ鐘』 青空文庫
ごんごん鐘ごんごん鐘といっているうちに、誰かが言いちがえてごんごろ鐘といっちまったんだ。
— 新美南吉 『ごんごろ鐘』 青空文庫
するとごんごろ鐘の方がごんごん鐘よりごろがいいので、とうとうごんごろ鐘になったのさ。
— 新美南吉 『ごんごろ鐘』 青空文庫
「きのう、お別れだといって、あげん子供たちが、ごんごん鳴らしたが、わからなかっただかね。
— 新美南吉 『ごんごろ鐘』 青空文庫
その気のついでに、……何となく、そこいら屋敷町の垣根を探して(ごんごんごま)が見たかったのである。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
スズメノエンドウ、スズメウリ、スズメノヒエ、姫百合、姫萩、姫紫苑、姫菊の※たけた称に対して、スズメの名のつく一列の雑草の中に、このごんごんごまを、私はひそかに「スズメの蝋燭」と称して、内々|贔屓でいる。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
分けて、盂蘭盆のその月は、墓詣の田舎道、寺つづきの草垣に、線香を片手に、このスズメの蝋燭、ごんごんごまを摘んだ思出の可懐さがある。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
作例 · 標準
遠くで鐘がごんごんと鳴り響いています。
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扉がごんごんと激しく叩かれました。
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「危ない!」と叫んだ瞬間、何かがごんごんとぶつかる音がしました。
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