瞽女
ごぜ
名詞
標準
blind female beggar who sings or plays shamisen
文例 · 用例
村の或家さ瞽女がとまったから聴きにゆかないか、祭文がきたから聴きに行こうのと近所の女共が誘うても、民子は何とか断りを云うて決して家を出ない。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
気にかけないものだというと、瞽女が背負った三味線箱、たといお前が藁づつみの短刀を、引抱えて歩行いた処で、誰も目をつけはしないもんだが。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
孩児の頃より既に音律を好み、三歳、痘を病んで全く失明するに及び、いよいよ琴に対する盲執を深め、九歳に至りて隣村の瞽女お菊にねだって正式の琴三味線の修練を開始し、十一歳、早くも近隣に師と為すべき者無きに至った。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
ピイと吹けば瞽女さあね。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
古祠、瞽女 ペスツムは宿るべき家もなく、こゝよりかしこへの道は賊などの出沒することもありと聞えければ、翌日まだ暗きに一行は車に上りぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
瞽女はいづち往きけん見えず。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
酒店に歸り着きし後は、瞽女は影だに見えざりき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
われ若し再び瞽女に逢はば唯だ地上に跪いてこれに謝せん。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
昔、瞽女は三味線を弾きながら各地を旅して歌を届けました。
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瞽女の歌には、人々の暮らしや心が映し出されています。
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その土地に伝わる瞽女唄は、今も大切に歌い継がれています。
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