出来す
でかす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to do
文例 · 用例
中外公論よりの百枚以上の小説かきたまえ、と命令、よき読者、杉山氏へのわが寛大の出来すぎた謝辞とを思い合せて、まこと健康の祝意示して、そっと微笑み、作家へ黙々握手の手、わずかに一市民の創生記、やや大いなる名誉の仕事与えられて、ほのぼのよみがえることの至極、フランク、穏当のことと存じます。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
出来す、)と云ってね、ふふん、と例の厭な笑方をして、それ、直ぐに芸妓連の顔をぎょろり。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
隅の卓子で、主人夫婦らしい二人が、マージャン屋もあっちこっち出来すぎて、共倒れになりはしないかという夜更けの顔を向け合って、新聞を読んでいるだけ、あとは客もいなかった。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
なにかの急用でも出来すれば格別、さもなければ自分の留守の間に妹がめったに外出する筈がない。
— 岡本綺堂 『離魂病』 青空文庫
そこで、周囲の者もそれを信じ、それを恐れて、大蛇を神に祭るなどということも出来するのである。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
ここが危機一髪、相互の生死の分れるところで、折角の深い交際が疎かになったり、恩義ある人に悪感を抱かせたり、又は大切の得意を失策ったりして、後悔|臍を噬む共及ばぬような大事件が出来するその最初の一刹那なのである。
— 夢野久作 『謡曲黒白談』 青空文庫
時として少々込み入った事件が出来することもあるが、そのときは動き回って、直に物事を見ねばならんよ。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
悪くそんな奴が蔓ると、たちまち、能職が謡屋を兼るような事が出来する。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
作例 · 標準
子供のいたずらが過ぎて、とんでもないことを出来してしまった。
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彼は困難な仕事を一人で出来す能力がある。
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こんな大きなプロジェクトを、まさか彼が一人で出来すとは驚きだ。
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