舎房
しゃぼう
名詞
標準
文例 · 用例
幸い、舎房には被害がなかった。
— 一九四五年(昭和二十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
本をよんでいたら「宮本さん、もう病舎じゃないよ、普通の舎房へ来たよ」びっくりした。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
病人を公判にひっぱり出したということになってはいけないというので、舎房をかえたのだろう、小細工。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
病舎の見学と云っても、見学団の一行は、舎房の並んでいる廊下をゾロゾロとつっきったばかりだった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
3、牢獄は死の場処であると共に、一時的な国営ホテルの舎房であるに過ぎぬ。
— 槇村浩 『我々は牢獄で何をなすべきか』 青空文庫
舎房もきっと一緒になることだろうと云ってくれた。
— 小山清 『その人』 青空文庫
舎房はやはり仲間の云ったとおりだった。
— 小山清 『その人』 青空文庫
工場でも舎房でも私は仲間に親しめずに終った。
— 小山清 『その人』 青空文庫