攻め上る
せめのぼる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to march on the capital
文例 · 用例
だから、織田の一族ではあるが、本能寺の兇変を聞いて躍り上って悦び、光秀の為に中国から攻め上る秀吉を防ぐつもりでいたが、あまりに早まりすぎて、大阪にいた丹羽五郎左衛門のために殺されてしまった。
— 菊池寛 『山崎合戦』 青空文庫
氏康の軍、それと知りて、攻め上る。
— 大町桂月 『國府臺』 青空文庫
山上の雲は今暫し、姿を亂して四方に散る、が直ちに陣を整へて、また絶頂目がけて攻め上る。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
しかして、敵の艦隊を撃破した後に、ロンドンに攻め上るべし。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
さながら敵の中で叱咤するような声で、「なに、攻め上るに、火を放っては、山上の伽藍を焼くおそれがあるから、火計は用いたくないと申すのかッ。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
何とて、徳川勢が大坂へ攻め上る日があろうぞ」「なければ、御当家の大幸です。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
すなわち、陸遜は、「魏軍の盲動近し」と覚るや、その前夜、兵を分配して、石亭のうしろへ廻し、南北の麓にも堅陣をつらね、自身|采配を振って、その正面から攻め上る態をなしたのである。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
なぜかと申しますなら、ほっこくは冬のあいだは雪がふこうござりまして、ぐんぜいをくり出すことができませぬから、とうぶんは和ぼくのていにとりつくろい、らいねんの春ゆきどけを待って岐阜の三七どのとしめしあわされ上方へせめのぼるように、御そうだんがとゝのっておったのだと申すことでござります。
— 谷崎潤一郎 『盲目物語』 青空文庫
作例 · 標準
地方で兵を挙げた反乱軍は、勢いに乗って一気に京都へと攻め上った。
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義経の軍勢は険しい山道を越え、奇襲をかけるために都へ攻め上った。
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戦国武将たちは天下を統一する野望を抱き、こぞって上洛を目指して攻め上った。
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