下駄履き
げたばき
名詞
標準
wearing wooden clogs
文例 · 用例
定跡を知らないで上手と指すことは、下駄履きで、日本アルプスへ登るやうなつまらない労力の浪費である。
— 菊池寛 『将棋』 青空文庫
これ頂上の小屋なり(ヒダ小屋)九時頃着、そこに休み、昼食を食す(下駄履きにて頂上、三角点を極め万歳三唱す。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
歩くと、決心すれば、一昨年の夏、私は、上越国境の三国峠を越えて、越後湯沢へ下駄履きのまま、出る事のできる男である)。
— 直木三十五 『大阪を歩く』 青空文庫
「さあ行こう」と、お兄様は下駄履きで先に立たれます。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
苗場登山の希望を話して相談すると、二、三年前に林道が造られたので、湯治に来た女衆でも下駄履きで蝙蝠傘をさして、此処から日帰りに参詣して来ると聞いて、少し張合いも抜けたが安心もした。
— 木暮理太郎 『三国山と苗場山』 青空文庫
白根山へは葭ヶ平の一軒茶屋の手前から左に細径を辿って、最高点の地蔵岳でも下駄履きで草津から楽に日帰りが出来る。
— 木暮理太郎 『望岳都東京』 青空文庫
店の中を畳のままにしようか、下駄履きで入れるようにしようか、有識者の意見を伺ったのは古いことではない。
— 野村胡堂 『江戸の昔を偲ぶ』 青空文庫
」 かれはいきなり立ち上がると、げたばきの足で、ゴツン、ゴツンと、男の首の額のあたりをけりつけた。
— 江戸川乱歩 『影男』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの長屋では、下駄履きのまま井戸端会議に興じる主婦たちの賑やかな声が聞こえてくる。
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下駄履きの生活は、足の指をしっかり使うので健康に良いという説があり、最近見直されている。
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彼はコンビニへ行くときもわざわざ下駄履きに着替えるほど、和風のスタイルにこだわっている。
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標準
floatplane
作例 · 標準
南洋の島々を巡るため、車輪の代わりにフロートを装着した下駄履きの小型飛行機に乗り込んだ。
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下駄履き機は滑走路がなくても海面から離着陸できるため、離島への物資輸送に重宝されている。
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波の高い日に下駄履きの飛行機を着水させるには、高度な操縦技術が要求される。
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