警語
けいご
名詞
標準
文例 · 用例
日の出を見ろとは、大島小學校の神聖なる警語で、其堂々たる冲天の勢と、其飽くまで氣高かい精神と、これが此警語の意味です。
— 国木田独歩 『日の出』 青空文庫
『日の出を見よ』といふ警語は今も昔に變りなく、恰も日の出の力と美とが今も昔も變りのないやうに、全校の題目となり、目標となり、唱歌となり居るのを御覽になりましよう。
— 国木田独歩 『日の出』 青空文庫
――貧乏は胃袋を大きくする、――私の体験が生んだ警語である!
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
ところが、その中であのブレスラウ大学の先生が、予審判事にこういう警語を発しているのだ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
しのゝめや鵜をのがれたる魚浅し鮓桶を洗へば浅き遊魚かな古井戸や蚊に飛ぶ魚の音暗し 魚浅し、音暗しなどいえる警語を用いたるは漢詩より得たるものならん。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
しのゝめや鵜をのがれたる魚浅し鮓桶を洗へば浅き遊魚かな古井戸や蚊に飛ぶ魚の音暗し「魚浅し」、「音暗し」などいへる警語を用ゐたるは漢詩より得たるものならん。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
そこで、主人側でも、むりやりにということをしないで、「なにも、字を知ることが最上の学問ではない、人間、字を知らなくても、字を知る以上の生活ができるものだ」という弾正が、他の人にはわからない警語を添えて、与八を早くから水車番に下ろしたものですから、これを天職として生きて来ただけのものです。
— 山科の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
充分そこは御注意なさらんといけません」という警語を与えた。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫