粘
ねば
名詞頻度ランク #24685 · 青空 102 例
標準
stickiness
文例 · 用例
〔卑屈の友らをいきどほろしく〕宮沢賢治卑屈の友らをいきどほろしく粘土地二片をはしりてよぎり崖にて青草黄金なるを知りのぼりてかれ草黄なるをふめば白雪きららに落ち来るものか一列赤赤ならべるひのきふたゝび卑屈の友らをおもひたかぶるおもひは雲にもまじへかの粘土地なるかの官庁に灰鋳鉄のいかりを投げよ
— 宮沢賢治 『〔卑屈の友らをいきどほろしく〕』 青空文庫
〔洪積の台のはてなる〕宮沢賢治洪積の台のはてなる一ひらの赤き粘土地桐の群白くひかれど枝しげくたけ低ければ鍛冶町の米屋五助は今日も来て灰を与へぬ。
— 宮沢賢治 『〔洪積の台のはてなる〕』 青空文庫
かなたにてきらめく川やさてはまた遠山の雪その枝にからすとまればざんざんと実はうちゆるゝこのときに教諭白藤灰いろのイムバネス着ていぶかしく五助をながめ粘土地をよこぎりてくる
— 宮沢賢治 『〔洪積の台のはてなる〕』 青空文庫
噛み破ると透明な粘液の糸を引く。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
兎はさつそく泥をこねて、所謂岩乘な、いい舟の製作にとりかかり、狸は、すまねえ、すまねえ、と言ひながらあちこち飛び廻つて專ら自分のお辨當の内容調合に腐心し、夕風が微かに吹き起つて湖面一ぱいに小さい波が立つて來た頃、粘土の小さい舟が、つやつやと鋼鐵色に輝いて進水した。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
シバヤナギ、タチヤナギ、いろいろな名があろう、幹の皮は、皺だらけで、永年洗い落したことのない垢……青苔が、厚くこびり粘いている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
また粘板岩や砂岩のような比較的柔かいのは、最後まで残存して孤立することがむつかしいので、石板が墜落堆積して、登るには困難する。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
ブリッジは、水火夫室と異って、空気は飴のように粘ってはいなかった。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
作例 · 標準
納豆は独特の粘がある。
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この接着剤は粘が強いので、しっかり固定できる。
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泥には適度な粘があり、陶芸に適している。
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標準
clay
作例 · 標準
彼は粘を使って、動物の置物を作った。
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粘をこねて形を作るのが子供の頃の遊びだった。
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その土地は、良質な粘が取れることで知られている。
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