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該法

がいほう
名詞
1
標準
文例 · 用例
もし今該法典の内容よりこれを観察するときは、四千年の古代にバビロンの開化が既に頗る進歩しておったことは、明らかであって、この法典の体裁および法規も決して最原始的のものということは出来ぬ。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
宗教法案の立案が企てられて以来三十余年に至る今日まで、該法の成立し得なかった理由の一つはここにあったろう。
戸坂潤 思想と風俗 青空文庫
最初の該法文は、「国体の変革又は私有財産の否認」を企てるものといった具合に、国体と私有財産制とを同一視させないとも限らないような、それ自身危険な、自分自身がこの法文に引っ懸かることを告白しそうな、性質のものだったのが、第一次の改正によって、二つの文章に分離された。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
問題は修身にあるのだから、該法文で規定された目的を有つ秘密結社やその外廓団体に這入っていなくても、即ち組織に這入っていなくても、個人の日常の行儀に不埓なことがあれば、この修身教育教程に触れるわけである。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
処で該法案は例えば、この人心の惑乱を目的として治安を妨害する処の文書を出版したり何かするものを、処罰しようとするのであった。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫
それを目的としたかしないかは事実問題として該法の適用者側が決めることになるのであって、決して適用される人間と相談して決めるのではない。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫
処が該法案は「怪文書」を取締ると称して「流言浮説」の取締りの法文を決めようとする。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫