奥手
おくて
名詞
標準
late-growing rice
文例 · 用例
たしかにその小屋の奥手から岩を切ってこさへた室があって大ていの仕事はそこでやってゐるらしく思はれた。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
往来からは何の仕切もない広前が少しばかりあつて其正面の奥手に御堂がある。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
山ならば神※鬼斧の奥手を尽したる也。
— 大町桂月 『層雲峡より大雪山へ』 青空文庫
奥手はこれからだのう。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
役員の過半が、奥手へ土地をもっている連中なのが、やはり暗黙に邪魔しているとも思える。
— 宮本百合子 『昔の火事』 青空文庫
その未明おのづと草吉が目を覚して暫くの時がすぎたとき、ほのかな一ときれの白が空の奥手に浮かびでたやうな気配がした。
— 坂口安吾 『蒼茫夢』 青空文庫
さうして、見えない奥手の気配に向つて鋭く叫んだ。
— 坂口安吾 『蒼茫夢』 青空文庫
まるで絶望の苦痛をみせた小さなどす黒い海、暗い沖にも高いうねりがつづいてゐるし、白い牙がそんな奥手の暗い沖にもちらめくのだつた。
— 坂口安吾 『蒼茫夢』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
late-ripening crops
作例 · 標準
例句
標準
late developer (e.g. child who reaches puberty late)
作例 · 標準
例句