振りかける
ふりかける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to sprinkle over (e.g. salt, pepper, etc. on food)
文例 · 用例
写真の種板が十分乾かぬうちに粉のようなものを振りかけると、光に感じている処だけ粉が粘着しそこだけ突起する。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
「お前はむさんこに肥を振りかけるせに、あれは嫌うとるようじゃないかいの。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
それにまた、味の素を振りかけるとは滅茶苦茶だ。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
この塵煙を、庇形の幅広い花弁が丹念な心遣ひをもつて、受胎されるべき花柱のうへへと振りかけるのである。
— 牧野信一 『卓上演説』 青空文庫
おしまいの一人は香油を振りかける。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
白木の上へ振りかける初めの土の冷たさは、父の額へ落す宝のような重みで、暫く湿った斑点を彼は貴く見ていたが、傍から老人たちの手伝ってくれる迅さに、見る間に沈んでゆく箱に対いただ彼は土のままの手を合せた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
自分の鼻が慣れっこになればなるほど、強烈な香水を振りかけるから、何の事はない、塗り立てのコールタールだ。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
大概眞言宗の坊主上りがやつたので、護摩を焚いた有難い灰だと稱して、それを丸藥に丸めて病人に呑ますとか、灰のまゝ振りかけると災難を逃れるとかいふわけで、怪しげな灰を授けて歩いた。
— 三田村鳶魚 『物貰ひの話』 青空文庫
作例 · 標準
サラダにオリーブオイルと塩を軽く振りかけてから食べるのが好きだ。
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焼き上がったケーキの表面に、粉砂糖を雪のように振りかけた。
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庭の植木に、害虫駆除の薬をまんべんなく振りかけた。
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