幻界
びじょん
名詞
標準
文例 · 用例
)われは心を死せる文字の間に濳むること能はず、魂を彼のミケランジエロが世に罕なる丹青の力もて此堂の天井と四壁とに現ぜしめたる幻界に馳せたり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
眞に是れ一の夢幻界なり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
渠水波なく、古宮空しく聳ゆる處、我が爲めには神話中の夢幻界を現じ來れり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
葉子は燕のようにその音楽的な夢幻界を翔け上がりくぐりぬけてさまざまな事を考えていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
ブルブルと震え、クラクラと廻転しつつ、百色眼鏡式に変化し続けている――赤い主義から青い趣味へ――黄色い夢幻界から黒い理想境へ――と寸刻も止まらぬ。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
雲霧深く籠めて、山洞又た人力を以て達すべき道なし、輝武の眼には川一条なり、然れども霊界の幻想を以て曰へば、川一条は人界と幻界との隔てなり。
— 北村透谷 『処女の純潔を論ず』 青空文庫
富山洞はいかなる種類の幻界なるべきや。
— 北村透谷 『処女の純潔を論ず』 青空文庫
故に富山の洞を言ふ時は、馬琴の想像中に於て、因果の理法をつゞめたる一幻界に外ならじ。
— 北村透谷 『処女の純潔を論ず』 青空文庫
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「幻界」(げんかい)は、福山雅治の楽曲。インストゥルメンタル曲。
出典: 幻界 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0