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脱藩

だっぱん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
becoming a lordless samurai
文例 · 用例
たまたま脱藩して生野の銀山で旗を挙げた平野次郎ぐらいが目っけもの……という情ない状態に陥った。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
我々が下手人の罪を負うて脱藩すれば、誰も貴殿を疑う者はあるまい。
菊池寛 仇討禁止令 青空文庫
新一郎は、下手人の筆頭は、自分であることを思うと、自分だけ止まることは、いかにも心苦しかったが、しかし、小泉や山田と共に脱藩して、万之助やお八重に、自分が下手人であると知られるのも、嫌だった。
菊池寛 仇討禁止令 青空文庫
脱藩の者は藩中に住むを許さざりしが元義は黙許の姿にて備前の田舎に住みきといふ。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫
尤も脱藩の浪士などの間には、不平家も少しはあつたが、大抵な人は所謂恒の産があつたから、そんなに騒がなくつてもよかつたのだ。
勝海舟 猟官運動 青空文庫
その母を弘前に遺すのは、脱藩の疑を避けんがためである。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
これに反して私費を以て東京に往こうとするものがあると、藩は已にその人の脱藩を疑った。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
脱藩之徒、暗に天下の是非を制し、朝廷の典刑を乱候様にては、何を以て綱紀を張り、皇国を維持し得むやと、深く宸怒被為在候。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
作例 · 標準
彼は、主君に仕えるのをやめ、脱藩して浪人となった。
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脱藩した武士は、剣の腕を磨きながら各地を旅した。
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その時代の歴史ドラマでは、義侠心から脱藩する者も描かれている。
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ウィキペディア

脱藩(だっぱん)は、江戸時代に武士(藩士)が藩(国や領地など)を脱出(自立)して浪人になること。

出典: 脱藩 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0