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夜商人

よあきんど
名詞
1
標準
night shopkeeper
文例 · 用例
髪を掴んで釣し下げた女の顔の形をした、ぶらり火というのが、今も小雨の降る夜が更けると、樹の股に懸るというから、縁起を祝う夜商人は忌み憚って、ここへ露店を出しても、榎の下は四方を丸く明けて避ける習慣。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
戸外は立迷う人の足、往来も何となく騒がしく、そよとの風も渡らぬのに、街頭に満ちた露店の灯は、おりおり下さまに靡いて、すわや消えんとしては燃え出づる、その都度|夜商人は愁わしげなる眉を仰向けに打見遣る、大空は雲低く、あたかも漆で固めたよう。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
景気がよいので付近には夜商人が店を列ね、池中にも田舟が二艘、舳へ氷水、御菓子などと書いた赤行灯を灯してうろうろ船の姿も風情を添えた。
山本笑月 明治世相百話 青空文庫
作例 · 標準
夜商人は、夜の街の賑わいを支えている。
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あの老夫婦は長年、この場所で夜商人をしている。
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昔の物語には、怪しげな夜商人がよく登場する。
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