腰結い
こしゆい
名詞
標準
文例 · 用例
内大臣は重々しくふるまうのが好きで、裳着の腰結い役を引き受けたにしても、定刻より早く出掛けるようなことをしないはずの人であるが、玉鬘のことを聞いた時から、一刻も早く逢いたいという父の愛が動いてとまらぬ気持ちから、今日は早く出て来た。
— 行幸 『源氏物語』 青空文庫
こんなにまで御実子のように愛してくださいましたことも前生に深い因縁のあることだろうと思います」 腰結い役への贈り物、引き出物、纏頭に差等をつけて配られる品々にはきまった式があることではあるが、それ以上に派手な物を源氏は出した。
— 行幸 『源氏物語』 青空文庫