郷土館
きょうどかん
名詞
標準
文例 · 用例
それは、一山支配当時の遺物で、郷土館であったが、中央に高い望楼のある母屋を置いて、小さな五つあまりの棟がそれを取りかこみ、さらにその一画を白壁の土塀が繞っていた。
— 小栗虫太郎 『白蟻』 青空文庫
構内には郷土館があり、圖書館があり、集産館の設けもあつて、小規模ながら津和野ミユウゼアムといへるのもめづらしく思つた。
— 島崎藤村 『山陰土産』 青空文庫
その構内には郷土館があり、圖書館があり、集産館の設けもあつて、小規模ながらに、津和野のミュウゼアムと云へるのも珍らしく思つたが、その養老館の跡に學則風のものを書いた古い額が殘つてゐた。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫